○議長(上田勝之君) 日程4、諸報告を議題といたします。 諸報告は文書報告として、
例月出納検査の結果について報告6件であります。御了承願います。
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△日程5 市報告
○議長(上田勝之君) 日程5、市報告を議題といたします。 市報告は文書報告として、新宮港経過報告及び
公設市場経過報告であります。御了承願います。
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△日程6
委員会視察報告
○議長(上田勝之君) 日程6、
委員会視察報告を議題といたします。 なお、この
委員会視察報告につきましては、私
ども新宮市議会が今期改選期から各常任委員会、
特別委員会等の視察を行った際に、これまでは復命書等のみでございましたが、本会議において視察報告を委員長に代表して行っていただくよう議員各位の合意のもとに行います。 それでは早速始めさせていただきます。 総務・教育民生・
建設消防委員会、地域医療・
介護対策特別委員会の順に報告を求めます。 3番、久保議員。
◆3番(久保智敬君) (登壇) おはようございます。
総務委員会行政視察の報告をいたします。 総務委員会は平成19年10月25、26日、2日間、広島県府中市と岡山県瀬戸内市に視察に行ってまいりました。 今回の視察内容でありますが、広島県府中市については、
中心市街地活性化対策について、岡山県瀬戸内市については、
防災行政無線のデジタル化など防災対策について、先進地を視察してまいりました。 まず、1日目は、広島県府中市であります。 府中市は、
市街地再生新法により
中心市街地活性化基本計画の認定を受けた地域として全国で11市ある中の一つで、人口規模が新宮市とよく似ていることから、この地を選んだわけでありますが、同市は、人口4万6,479人の内陸工業都市であり、主な企業として、ラジコンヘリのメーカー、ヒロボー、
印刷機器メーカーのリョービ、工作機器部門で世界に広がりを見せている北川鉄工所など創業者企業があります。また、江戸中期から箪笥作りが行われ、高級家具の産地として有名で、物造りの町として栄えてきた歴史ある町でありました。 同市は、産業の空洞化が進む中で人口流失や大型店の郊外化による町の衰退を食い止め、生活機能が集積した
コンパクトシティづくりによって、賑わいのある中心市街地を取り戻すことが必要であるという観点から、旧
活性化基本計画の反省点・見直しを行って今回の新法による基本計画の認定となりました。 この事業計画には13の事業がありますが、市民や企業の
主体的取り組みに力を入れた事業が多くあり、特に印象的だったのは、
統合小中学校の整備でありました。これは、郊外にあった四つの小学校と二つの中学校を統合して中心市街地(工場跡地)に新たに校舎を建設し、小中一貫教育のモデル校として街中に子供たちを集中させ賑わいを取り戻すというものでした。通学距離など市民からの反対はなかったのかとの質問に対して、反対意見はあったが大半は同意したとの説明でした。 続いて、民間活力により進められている旧料亭の再生事業について説明を受けました。この料亭は木造三階建ての母屋と、本格的な日本庭園や茶室を有し、大変由緒あるものですが、平成2年惜しまれつつ廃業になったとのことでした。その後、地元有志によって再生事業が始まり、府中市内の企業を中心に出資を募ったところ、すぐに予定をクリアしたとのことです。母屋や離れ座敷を改修し、日本料理・喫茶・
骨董ギャラリーなどを備える交流・迎賓施設として再生され、近々オープンするとのことでした。 以上のとおり担当課長から説明を受け、各委員からの質問を終えた後、中心商店街、建設中の
統合小中学校の校舎、
町並み保存整備地区、そして旧料亭建物を案内していただき、1日目の視察を終えました。 次に、2日目は、岡山県瀬戸内市に行きました。 西日本でも最初に
防災行政無線のデジタル化を取り入れた先進地であります。平成16年牛窓町、邑久町、長船町の3町が合併して人口3万9,733人の新市になったこと、それまで
防災行政無線は1町だけでアナログ式で行われていましたが、全市的に行うにあたり、デジタル化に取り組んだそうです。 瀬戸内市は、岡山県の東南部に位置し、岡山市、備前市に接し、
一級河川吉井川が南北に流れ、西部は平野部が広がり、東南部は
瀬戸内海に面したまちです。雨が少ない地域ですが、小雨量でも長雨になると幾つかの河川が氾濫し、過去に高潮と重なって2度の大災害を引き起こした経緯があります。そのため、水害に対する防災対策に力を入れている地域でありました。 担当課長から
防災行政無線デジタル化について、災害非難情報、情報伝達手段、
防災無線システムなどの説明を受けました。 設備の概要については、まず市役所から市全域をカバーできる中継局に電波を発信し、一つ、そして各地域の屋外子局49基から直接音声で連絡する。(この屋外子局は、被害状況など対策本部とやり取りができるようになっています。)二つ目、戸別受信機1,400台を設置。(設置場所は各自治会、消防団員、民生委員、市議会議員、市幹部職員それぞれ1台、1台は約4万円です。)三つ目、
携帯型無線機100台。四つ目、
車載型無線機58台。五つ目として
監視カメラ映像を送ることができる
テレメーター装置が4カ所設置等です。いずれも24時間監視できる体制がとられていました。 総費用は見積額10億円に対して、競争入札で5億3,000万円の落札金額とのことでしたが、メーカー側もデジタル化のモデル地域として大変格安となったようです。 同市は、冒頭に紹介したように平野部が多く、山間部の集落が少ない田園地帯であり、電波を送る中継局の位置や拡声器のある屋外子局の位置も容易に確定され、正確な情報を早く、もれのないように伝達できるように配慮されていました。 新宮市の場合は、市域面積や地理的条件が違うので必要な中継局など費用面が大きな問題になると思いました。 以上で報告を終わります。
○議長(上田勝之君) 続いて、
教育民生委員会委員長視察報告を行います。 17番、屋敷議員。
◆17番(屋敷満雄君) (登壇)
教育民生委員会委員長報告を行います。
教育民生委員会は去る10月17日から19日までの3日間、山口県岩国市の
子育て推進事業についてと、兵庫県川西市の福祉・障害者施設について行政視察を行いましたので、その概要について報告いたします。 まず山口県岩国市における
岩国市立こども館ですが、最初に館内を見学し各部屋の利用方法について説明を受けました。見学の中で、遊戯室等のアルミサッシの角等にクッションが張ってあり、ドアの部分にも巻き込み防止が施され、また吹抜け部分にはネットが張ってあって、誤って落ちても大けがをしないようになっていました。この施設は未就学児や小学生とその親のための施設で、子育て中の親が気軽に集い、育児の悩み解消や、健全な遊びを通して子供の成長を応援していました。また、こども館活動以外の時間は夜9時まで貸館を行って利用率を高めていました。利用者は一日平均約150人で、当然、敷地内は禁煙となっており、毎月「にっこりだより」を発行し、さまざまな行事を行っていました。このこども館は十分児童館としての機能・活動を行っていると思いますが、あえて岩国市独自の子育て支援の拠点として実施しているとの説明でした。 次に、館内にある
子育て支援総合案内所「ほっとⅠ」については、平成15年から子育て支援などに関する情報の収集及び提供や、子育てに関する相談等を実施しており、平成17年度から市直営となり、
子育て支援カレンダーの発行、
子育て支援マップの作成配布を行っていました。また子育てに関する相談業務は専用回線を設置し対応しており、相談内容は、おむつや歯磨き、離乳食の話など保育士が対応できる内容が多いですが、内容によって
保健センターや児童相談所、通っている保育園・幼稚園と連携を取って継続してケアができるようになっていました。 次に、
地域子育て支援センターについては、市内に公立2園と私立4園へ委託し合計6カ所あり、子育てに関する相談業務や、
サークル支援、施設の開放等が主な活動となっていました。現在は、地域によって子供の人数にばらつきがあり、利用者数にも差がありますが、創意工夫し、さまざまな
子育て支援メニューを展開し、子育ての不安感の軽減を図っていました。 次に、児童館については、合併した町村に4館すべてあり、各総合支所での管轄となっており、活動については、独自に行っていますが、ほぼ同じ内容となっていました。また、しゅうとう児童館・にしき児童館の2館は
放課後児童教室を併設していました。各施設とも老朽化と少子化の影響もあり、利用者が減少傾向にあり、地域との協働が取りにくい状況です。また旧岩国市には児童館がなかった関係で、移動児童館的な活動、出前児童館を平成13年から月に3、4回公共施設などで実施しており、現在も行っているとの説明でした。 次に、
ファミリーサポートセンターについては、育児の援助ができる人と、受けたい人が会員になり、
センター事務局をその橋渡しに会員同士が子供の援助を一時的に有料で行う事業で、保育終了時に子供を預けたり、習い事や
スポーツ少年団などの送迎などが主な利用理由で、原則8時から19時までの間で必要な時間となっており、1時間当たり600円となっていました。また状況等により100円の加算があり、時間的に14時から19時が多く、9月の利用実績では約300件あり、保険等については公費で
会員傷害保険・賠償責任保険・
児童傷害保険を負担していますとの説明でした。 さまざまな取り組みを、新宮市に置き換えて考えますと、既に行っている事業もありますが、今後、今ある
地域子育て支援センターの施設・人員を充実させ、子供とその保護者をサポートする必要性を強く感じました。 次に兵庫県川西市にあるハピネス川西ですが、施設内を見学しながら事業概要の説明を受けました。施設の廊下が広く開放的に感じました。 老人棟では「
特別養護老人ホーム」定員115名、「ショートステイ」定員15名、「
シルバーデイサービス」定員50名、「ホームヘルプサービス」月80名程度、「
訪問看護ステーション」、「居宅介護支援事業所」等の事業、また平成19年4月からの委託事業で利用者が住み慣れた地域で生活ができるように専門職員が介護予防のためのマネジメント、権利擁護、総合相談等を行う地域福祉の拠点としての川西南地域包括支援センターの運営を行っていました。 また60歳以上で家庭環境、住宅事情等の理由により居宅での生活が困難な方が定額な料金で入居できる「ケアハウス」(軽費老人ホーム)定員50名を運営、利用者負担は所得により月額約11万から14万円となっていました。 次に、指定管理者制度での運営については、川西市健康福祉部より、平成18年6月議会の議決を得て、7月から指定管理者制度に移行しました。このハピネス川西については、改正前の地方自治法の公の施設の管理委託規定に基づき、以前から管理運営をお願いしており、平成12年の介護保険法の施行に合わせて川西市で整備し、管理を委託する際に法人を公募し、その中で正心会が選ばれ、その後の良好な管理運営により、指定管理者指定の際には、非公募での契約となりました。高齢者部門は独立採算で指定管理料は負担していませんが、障害者施設については、デイサービスセンターへ指定管理料を支払っていますとの説明を受けました。 次に、障害者施設関係・作業内容等については、自立支援を行う「作業所」定員90名、「デイサービスセンター」定員35名、「サポートハピネス」等を行っており、作業の見学を行いながら説明を受けました。作業的には自動車部品等の仕分け、梱包で、月に10万円程度からのスタートでしたが、徐々に増えて50万円を超えるようになりました。また、市の協力も得てフォークリフトを導入し、量が捌けるようになり、工賃にも反映されるようになってきました。近くに大手薬品会社があり、障害者への援助を考慮していただき、不要な紙をシュレッダーにかけ重さを量り、袋詰めし、商品を出すときのクッションとして使っていただいています。また
特別養護老人ホームの方にも御協力をいただき、2名が洗濯作業を行っています。単価的には内職系は低く、外勤系が高くなっており、ゴルフ場の清掃等へ行っています。また伊丹市付近まで行くと工場が多く、ダンボールの型抜き作業等を職員1名と利用者4名のグループで行っています。工賃倍増計画の中で、みんなで計画を練り直し、給料配分を考え、もともと少ない金額の中ですが、現在は利用者の工賃をすべて集めて、出席ポイント3分の1、能力ポイント3分の2で、外勤の方はポイントとは別に外勤手当てを付けており、工賃が月額3万円以上の方は外勤が多い方です。また現在90名の方がおられ、皆さん就労に向けた方のみではありませんが、会葬御礼で配るお砂糖の箱詰め等の簡単な作業、単価は当然安いですが、利用者の精神面等のこともあり、金額だけで判断せずに行っていました。また近隣の作業所とネットワークを組んで、大量の作業が入ったときはお互いに助け合いながら作業をしていました。 この施設については、老人福祉施設と障害者福祉施設が同じ敷地内にあり、公で建設し、民間委託、その後、指定管理者制度で成功している良い例だと思います。人口約16万人の川西市と新宮市では同様にとはいきませんが、広域等を考えたときには、大変参考になる事例だと感じました。 なお、訪問してわかったことですが、理事長生駒二郎氏は、新宮市内で開業している生駒先生の甥になるそうです。今後とも情報の交換等をお願いしました。 以上で、報告を終わります。
○議長(上田勝之君) 続いて、
建設消防委員会視察委員長報告を行います。 18番、前田 治議員。
◆18番(前田治君) (登壇) 建設消防
委員会視察報告を行います。
建設消防委員会は、去る10月24日から26日までの3日間の日程で、熊本県山鹿市のまちなみ整備事業及び農林水産物直売所「水辺プラザかもと」、人吉市の「森林の郷」農林業げんき特区事業について視察してまいりましたので、その概要について報告いたします。 初めに、山鹿市のまちなみ整備事業及び農林水産物直売所「水辺プラザかもと」についてですが、山鹿市は、平成17年1月に1市4町の合併により新「山鹿市」としてスタートし、人口は、5万9,000人の都市であります。山鹿市は、熊本県の北部に位置し、大分県、福岡県に接しており、交通は、南北に国道3号線、東西には325号線が走り、九州自動車道菊水インターから熊本県の主要観光地である阿蘇山へ向かう交通の要衝となっている。 まちなみ整備事業ですが、山鹿市には、熊本城下と小倉とを結ぶ参勤交代時に利用された旧豊前街道(市道)があり、街道沿いには、江戸時代後期からの伝統的建築技術を受け継ぐ国指定の重要文化財である芝居小屋「八千代座」を中心に、江戸時代から戦前にかけての歴史的な建造物が数多く残されており、この歴史的文化的家並みを保全し、まちづくりに積極的に活用することを目的に平成11年度からまちなみ整備事業を実施している。事業の特長は市の単独事業であることと新築される場合でも基準に合えば100万円を補助している。豊前街道における景観形成の取り組みとして、山鹿市都市景観条例を制定して、指定景観形成建造物(江戸末期から大正初期の建物15軒)、登録景観建造物(大正から昭和初期の建物55軒)、一般建造物に分類し、指定建造物は補助率3分の2で上限が300万円、登録建造物は補助率3分の2で上限が200万円、一般建造物は補助率2分の1で上限が100万円の補助をしている。既に修景整備された建物は30軒程度である。 また、まちなみ整備とセットとして実施した道路整備として、国の補助事業である身近なまちづくり支援街路事業の歴史的地区環境整備街路事業の指定(全国45カ所指定、和歌山県下では指定を受けた自治体はなし)を受け、道路の両側は地元産の石を使い、中央部分は砂利道風の舗装を行うとともに、八千代座を中心とした300メートルをまちなみ景観の阻害要因となっていた電線の地中化を行い、建築物と道路景観が調和した美しいまちなみが形成されつつある。この整備事業の成果としては、千代の園新酒祭りや八千代座祭りなど、このまちなみを活かした地元住民による自主的な取り組みがなされており、新たな生活手段につながっているところであります。 次に、農林水産物直売所「水辺プラザかもと」についてですが、この施設は、合併前の旧鹿本町において、平成11年4月に開設されたもので、物産館、パン工房、レストラン、アイス工房、温泉、宿泊施設を備えた複合施設で、平成16年度に建設された農村交流施設では、パンやアイス作り、地元の田舎料理体験など、都市と農村の交流の場となっている。運営母体は行政が60%出資している株式会社鹿本町振興公社ですが、特長としては、残りの40%の出資者は、148人の個人の株主(1株20万円)であります。 施設運営の理念として、地域貢献を第一に掲げており、社員、パート合わせて約60人が就業しており、旧鹿本町は人口8,000人の町だったので、雇用の面でも地域に貢献している部分が大きい。 年間来場者は、約200万人で、農産物の販売実績は、平成18年度で温泉、レストランを含めると8億5,793万円の売り上げがあり、このうち、地元農家や商店街の方が出荷した物産館の売り上げは4億1,852万円で、地元農家の所得の確保につながっている。 山鹿市の特長としては、行政で自然農業協議会を設立し、農家から出荷される農産物に、土作り、施肥、農薬の三つの区分の認証制度を設けて、それに合格したものを出荷してもらっており、この認証制度の励行により、食の安全安心への取り組みや農村への環境保全の関心も高まっているようで、物産交流施設での地域住民と都市住民の交流により農山村地域への理解や地域の活性化につながっている。 次に、人吉市の「森林の郷」農林業げんき特区事業についてですが、初めに農業の概要について申し上げますと、人吉市の人口は3万6,984人でありまして、総農家戸数は1,407戸で、そのうち、販売農家が936戸、自給的農家が471戸で、兼業化が進んできている。 耕地面積は、1,630ヘクタールで、そのうち、水田が1,010ヘクタールである。 この事業については、平成15年8月に構造改革特区の認定を受けたことを契機に、国土交通省の地域づくりインターン事業として、若者の地方体験事業を活用して、4年間(最初の2年間の事業費は国の支援、後の2年間は市の単独事業で、事業費は大学生の滞在費用等)農家民泊の模擬体験を実施してきている。その中で、この事業に取り組まれた農家の方を中心に、人吉市グリーンツーリズム推進協議会を設立し、各種大会への参加や研修会を実施してきている。 この事業の成果としては、農家民泊の模擬体験による大学生との交流を通じて、農家の方も自信を持ち、平成17年度に2軒、平成18年度に2軒の方が農家民宿を開業している。この農家民宿開業に対する補助金としては、市の地域活性化補助金(補助率2分の1、限度額100万円)を活用している。人吉球磨地域では、現在16軒の方が農家民宿を開業している。 農家民宿の開業は、農山村地域の高齢化や担い手不足等の現状を見たとき、地域の活性化に大きな役割を担うものであり、経済効果よりも人と人とのふれあい、交流の部分が大きく、人吉市ではインターン事業により受け入れた大学生からの提言が地域振興に活かされているようであります。 以上で報告を終わります。
○議長(上田勝之君) 続いて、地域医療・
介護対策特別委員会視察委員長報告を行います。 4番、榎本議員。
◆4番(榎本鉄也君) (登壇) それでは、視察報告、最後でございますけどもちょっと長いですが報告させていただきます。地域医療・
介護対策特別委員会視察報告をさせていただきます。 当委員会は平成19年11月14日、15日、一泊二日の行程で、和歌山県立医科大学附属病院及び大阪府豊中市、市立豊中病院の視察を行いましたのでその内容について御報告いたします。 まず今回の視察は、和歌山県立医科大学附属病院におきましてはドクターヘリと院内保育所についての調査研究、また市立豊中病院では助産師外来についての調査研究を目的といたしまして訪問いたしました。 当委員会は新宮市における医師不足の問題が、
医療センターの分娩休止という大きな問題として浮上する中、議会としてもこの際、医療から介護に至る制度全体の議論をもってその諸問題の早期解決を図ろうとの合意があり立ち上げられた経緯があります。幸い、その産婦人科医師につきましては国の医師派遣プロジェクトによる第一次派遣の中で県や市当局の御尽力のおかげで優秀なドクターに赴任いただきまして、ひとまず分娩休止が解かれ再開に至っております。しかしまだ、決してこれで安心という段階ではなく、今後もっと議論を深め医師不足の解消と同時に新宮市の医療制度そして介護に至るまでの十分な市民ニーズに応え得る制度構築を目指していかなければならないことを痛感いたしております。 さて、今回の視察について、まずドクターヘリについては、我が新宮市の救急医療、殊に2次救急医療体制についてのポテンシャルとして、その存在が大変大きいことを実感いたしました。 以前から新宮市として県側に救急救命センターの設置について要望をしていた経緯がありますが、人口等の条件がネックとなり実現には至っておらず、しかも今後の見通しすらできない状況であります。そういった現状の中、いかに我が地域の救急医療体制を考えるか、尊い命をどこまで救っていける体制ができるのか、この大きな課題にドクターヘリという空飛ぶ救命室の存在は大変大きな価値があると実感いたします。 このヘリには、医師及び看護師が同乗し現場での救急処置が可能であり、現場まで半径50キロメートル以内であれば15分以内で到着できます。新宮であれば約30分以内で到着可能であります。 紀南地方は病院間の搬送依頼が多いと聞きましたが、最近は交通事故等の現場出動の要請が多くなってきているとのことでございました。ドクターヘリを依頼する基準につきましては世界的な基準がもともとあるとのことで、救急救命士が把握されているそうですが、救急隊員は非常に勉強いたしておりまして、当初日本のドクターヘリは欧米に比べて20年遅れているとも言われていたそうですが、今や、そのレベルは欧米並みになってきているとの説明もございました。運航時間につきましては、現在は有視界運航で8時から日没までとなっていますが、将来的には20時まで、そして最終的には24時間飛ぶことになるだろうとのことで、特に田辺、新宮方面に関しては海の上を飛んでいくという安全面で大変条件が良いとのことで夜間運航の実現の可能性を示唆してくれました。このことは、まさにこれからの当地方における救急医療体制に大きな朗報、つまり「田舎にあっても24時間高度な医療をうけられる。」という我が地域のたっての願いがかなえられると言っても過言ではないと言えるのではないでしょうか。ドイツでは、半径50キロメートルに1機ドクターヘリが配備されていると聞きます。今後、運航時間、配備も含めたますますの整備充実を望むものです。また、利用患者の負担金に関しましては、往診料等で2万円程度、また、その金額についても保険適用となるとの説明でございました。 次に県立医科大学附属病院が院内保育所として設置しましたクレヨン保育所について、その視察内容と所感を申し述べます。 院内保育所の設置は、我が新宮市においても
医療センターにおける看護師不足の解消、また、冒頭に述べました医師不足、特に婦人科医は女性医師が多くなったと聞きますがこの医師不足問題の解決策の一つとして、今後充分検討に値する施設ではないかと思われます。 このクレヨン保育所は、0歳から6歳までの子供を対象に医大病院勤務の看護師、女性医師のみが対象となっており一般事務員は対象外となります。また運営は民間委託で月に10日ほど夜間保育も行っているとのことです。現在増設中で、これは国の医師不足問題関連での補助金を使って女性医師のための施設を増設しているとのことでございました。 建設から委託料まですべて病院会計より支出しており、建設費は約2億2,000万円、委託料については今年度当初で4,800万円となっています。この施設をそのまま新宮市の
医療センターに当てはめるということはいかにも乱暴な議論となりますが、附属病院側の説明の中で、現在看護師640名に対し産休者が30名程度というこの数字割合は着目すべき大変大きな成果ではないかと思われます。
医療センターで働く女性医師また看護師のための子育て支援施設の設置、これは民間委託や国の施策の利用などによっては、議論の余地ある実施可能なものではないか、またその施設が今後の病院経営に大きな成果をもたらし得る可能性は否定できないと考えています。 さて最後に市立豊中病院での助産師外来についての視察内容とその所感を申し述べます。 冒頭にも述べましたように我が新宮市においては、産婦人科医師の不足による
医療センターでの分娩休止というかつてない大問題に直面いたしました。現在は、
医療センターに2名のドクターが赴任していただいており分娩が再開されていますが、いつまた休止を余儀なくされる状況に陥るか大変不安を抱えた状態であることは否めません。 豊中病院もこの助産師外来設置の背景には、医師不足という問題があり、少しでも医師の負担軽減を図ろうという意図ともう一つは、助産師そのものの業務拡張、いわゆる守備範囲の拡大を目的としたとの説明がありました。もともと豊中病院には、助産師の相談外来があり妊娠初期の妊産婦全員を対象に行われていますが、助産師外来は妊娠36週からのドクターの診察を1回だけ助産師が行うという取り組みであり、妊娠10カ月に入りますとドクターの診察が毎週となるためその負担軽減が主たる目的であるとの説明がございました。また、開業している助産師は通常妊娠初期から8カ月まで診ておりまして、それ以降は医師の診断が義務付けられ産科医に回していくことが通常なので、豊中病院としても今後もう少し助産師の業務拡張は行いたいが、現在年間1,200件の分娩数で助産師もその分娩に携わっており、まだそこまでの業務拡張は難しいとの説明もございました。しかし、他の施設での取り組み例として、院内助産院という形の説明もございました。これは、最近の開業している助産院や若い人たちの間で、自分の自由な形のお産ということが言われており、自宅で出産したり普通の規則に縛られた病院での出産ではなく、もっと自由に家族と一緒に出産するというようなことが行われており、それを病院内の助産師が入院から出産までをお世話するということで、言いかえれば病院の中に開業した助産院が入るという形でございます。そして今、総合病院でもこういう院内助産院を持とうとする動きがあるとのことで、豊中病院でも将来的にはそのような方向性を考えているようですが、設備的なものと助産師の能力、やはり病院の場合リスクの高い妊産婦が集まる傾向なので、今の若い助産師だと経験不足という不安は否めないとの理由でまだ研究の段階であるとのことでございました。 また、今の産婦人科における諸問題として、ハイリスクとリスクの低い妊産婦とをきちんと立てわけ、ハイリスクはドクターが受け持ち、正常分娩等ローリスクについては助産師が診るという立てわけをしていくべきとし、また病院と診療所との役割分担を明確にして地域連携、ネットワークの重要性も示唆されておりました。 我が地域においても病院の集約化等の論議は大変重要であると思いますが、それぞれの自治体間の実情でなかなか議論までに至らない現実があります。豊中病院のある地域においてもやはり似たような実情があり難しい状況であるとのことでございました。また我が
医療センターにおいては、チーム医療ということが、今後の病院諸問題解決の重要なキーワードではないかと感じました。豊中病院でもその助産師外来の説明の中でチーム医療ということを言われ、産科のドクターと助産師、看護師、小児科医等のチーム医療ができていることを力説されておりました。病院スタッフが一つのチームとして、それぞれの役割をしっかり全うし大きな成果を挙げていく、これが今後、医師不足の現状打開につながり、また地域のニーズに応えられる病院作りに大きくつながっていくのではないかと考えます。また、少々視点が違いますが、豊中病院の経営についての質問をしたところ、その答えの中で「産婦人科は病院にとってのドル箱です。」との話がありました。病院の産婦人科がはやれば病院経営にも良い影響が出るというまことに喜ばしい話も報告として付け加えさせていただきます。 以上報告と所感を述べましたが、助産師外来とチーム医療ということについては
医療センタースタッフの現場の問題であり専門分野が検討すべき問題でございます。当委員会の議論の範疇ではないと思いますが、この視察報告を一つの参考意見として医療現場における調査研究を深めていただきたいことを願い視察報告とさせていただきます。
○議長(上田勝之君) 以上で各委員会の視察報告を終わります。 10分間程度休憩いたします。
△休憩 午前10時48分
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△再開 午前11時04分
○議長(上田勝之君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
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△日程7 陳情第1号 高森道路の改善を求める陳情書
○議長(上田勝之君) 日程7、陳情第1号、高森道路の改善を求める陳情書を議題といたします。 付託なった
建設消防委員会委員長の報告を求めます。 18番、前田 治議員。
◆18番(前田治君) (登壇)
建設消防委員会委員長報告を行います。 平成19年6月定例会において、
建設消防委員会に付託なりました、陳情第1号高森道路の改善を求める陳情書について、審査の経過並びに結果を報告いたします。 本陳情書の審査にあたり、6月21日に現地調査を行うとともに、現地にて願人から現状等の説明を受けました。その後8月22日、11月26日に当局から状況説明を受けながら審査を進めてまいりました。 本道路の市道高森線は、高森地区住民の生活道路であり、
特別養護老人ホーム黒潮園への通勤、見舞い客、利用者も増え、非常に狭隘部分も多く、交通に支障をきたしており、当局としても用地協力が整った部分等できるところから順次改修を行ってきているところであります。今後も当局としては、用地の協力が得られる部分の改修は行う姿勢であり、今回、地元において最も狭隘な部分の用地協力が得られたとの報告を受けて、平成20年度予算において改修費用を計上する予定とのことであります。 よって、本委員会は、当局の本道路改善に対する姿勢を確認し、陳情第1号については全員異議なく採択すべきものと決定いたしました。 以上で報告を終わります。
○議長(上田勝之君) 委員長の報告について質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田勝之君) 質疑を終わります。 討論ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田勝之君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 本件委員長の報告について御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田勝之君) 御異議なしと認めます。 よって、陳情第1号は、委員長の報告のとおり採択することに決定いたしました。
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△日程8 陳情第2号 新聞とチラシの同一分別を求める陳情書
○議長(上田勝之君) 日程8、陳情第2号、新聞とチラシの同一分別を求める陳情書を議題といたします。 付託なった
教育民生委員会委員長の報告を求めます。 17番、屋敷議員。
◆17番(屋敷満雄君) (登壇)
教育民生委員会委員長報告を行います。 平成19年6月定例会において、
教育民生委員会に付託なり、その後、継続審査となっていました、陳情第2号新聞とチラシの同一分別を求める陳情書について、委員会の審査経過並びに結果を報告いたします。 本陳情の趣旨は、現在の新聞とチラシを別々に収集する方式について、県下他市の状況や、高齢者世帯等の負担を考え、より現実的な同一分別・収集を求めるものであります。 当委員会では6月21日、8月28日、11月27日の3回にわたる審査を行いました。その中で出されました主な質疑についてを申し述べます。 委員中より「県下各市の状況等はどうなっていますか。」との質疑があり、当局より「ごみの分別数も県下9市で違いますが、新聞紙とチラシの分別については、新宮市以外には岩出市と有田市が実施し、他の市については分別しておりません。」との答弁がありました。 また委員中より「新聞紙収集後の状況や新宮市循環型まちづくり委員会ではどうなっていますか。」との質疑があり、当局より「新宮市で収集した新聞紙の主な受け入れ先にも確認しましたが、今のところは同一分別でも問題はありません。また、新宮市循環型まちづくり委員会でも議題として取り上げられ、賛成、反対両意見がありましたが、新聞紙とチラシを一緒にする方向で意見がまとめられつつあります。」との答弁がありました。 以上、本委員会は、慎重審査の結果、陳情第2号については全員異議なく採択すべきものと決定いたしました。 以上で報告を終わります。
○議長(上田勝之君) 委員長の報告について質疑に入ります。 15番、松本光生議員。
◆15番(松本光生君) これは前から高齢者の方々からいろいろあったんですけども、これ新聞紙とチラシ、業者の方は再生するのに一緒にやっていると判断したらいいんですか。それとも業者の方はこのまま一括して受けて、それを帰って自分とこで新聞とチラシを分けてるんですか、その工程。
◆17番(屋敷満雄君) 今回は一緒です。一緒にして。
◆15番(松本光生君) 一緒にするんですけどね、業者の方はこれをまた持ち帰って分けてるんですか、合算して再生できるんですか。
◆17番(屋敷満雄君) そうです。一緒にしてできるということです。
◆15番(松本光生君) 一緒にできるんですね。これは、どこの業者でもそういうような方法ですか。
◆17番(屋敷満雄君) 現在、そういうような。
◆15番(松本光生君) 今の業者は業者と。これがもし業者が変わってもこういう方式で行けるということで。
◆17番(屋敷満雄君) 今現在は、そういう方向で皆行っているということで、将来どうなるか分かりませんけど。
◆15番(松本光生君) 将来分からんのやの。
◆17番(屋敷満雄君) 現在はそういう方向で、納入先は一緒に混ぜて納入している。
◆15番(松本光生君) これからエコでこれから一緒になると。相手の受け入れる業者によってもまた分けんなん。
◆17番(屋敷満雄君) 今のとこは、そういう全国的にそういう形でオーケイで。
◆15番(松本光生君) そこら辺ちょっと。これね、市民の大事なことなんでね、大変皆一生懸命分けてきたのを一緒になるのはいいんですけどね。また方針が変わってしもたらまたゼロに戻るといったら、これ大変なんですわ。ここらきちっと聞いてませんか。
◆17番(屋敷満雄君) 今のとこは当局の方としても一緒で行けると。
◆15番(松本光生君) 一緒で良いということですね。いいですわ、今後の問題に残ると思いますけど。
○議長(上田勝之君) ほかに質疑ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田勝之君) 質疑を終わります。 討論ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田勝之君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 本件、委員長の報告について御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田勝之君) 御異議なしと認めます。 よって、陳情第2号は、委員長の報告のとおり採択することに決定いたしました。
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△日程9 議案第66号 専決処分につき承認を求める件〔
所有権移転登記手続請求に関する和解について〕
○議長(上田勝之君) 日程9、議案第66号、専決処分につき承認を求める件を議題といたします。 当局の説明を求めます。 上路財政課長。
◎財政課長(上路拓司君) (登壇) ただいま議題となりました議案第66号、専決処分につき承認を求める件、
所有権移転登記手続請求に関する和解についての御説明を申し上げます。 本議案は、新宮市所有の普通財産である土地に関して、平成17年9月1日に新宮市を被告として和歌山地方裁判所新宮支部に時効取得を原因とした所有権移転登記手続をする訴えが提起されていたもので、一審、二審と争っていたものでありますが、このたび大阪高等裁判所の和解勧告に従い和解をするにあたり緊急を要したため、地方自治法第179条第1項の規定により平成19年10月29日に市長において専決処分を行ったものであります。 3ページをお願いいたします。和解の内容について御説明申し上げます。和解の相手方は記載のとおりであります。和解の内容につきましては、原告と本市が賃貸契約を締結している土地及び係争となった土地を含めた157.86平方メートルを大阪高等裁判所の和解勧告に従い売却するというものであります。売却の代金につきましては600万円となっております。 以上簡単ではありますが説明とさせていただきます。よろしく御承認賜りますようお願い申し上げます。
○議長(上田勝之君) 本案について質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田勝之君) 質疑を終わります。 お諮りいたします。 本案は委員会付託を省略することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田勝之君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は委員会付託を省略することに決定いたしました。 討論に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田勝之君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 本案について御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田勝之君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第66号はこれを承認することに決定いたしました。
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△日程10 議案第67号 新宮市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例
○議長(上田勝之君) 日程10、議案第67号、新宮市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 当局の説明を求めます。 丸山総務課長。
◎総務課長(丸山修市君) (登壇) ただいま議題となりました議案第67号、新宮市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本議案は、本年8月8日の人事院勧告に基づき措置されました国家公務員の給与改定に準じて、本市においても同様の改定を行いたいというものでございます。 改正内容でございますが、第1条として、扶養手当、勤勉手当および各給料表の改正を行ってございます。 扶養手当につきましては、配偶者以外の扶養親族に係る月額を1人につき現行6,000円を500円引き上げて6,500円にするというものでございます。 勤勉手当につきましては、本年12月支給の勤勉手当の支給月数、現行0.725月を0.05カ月引き上げて0.775月に改正するというものでございます。 次に、給料表についてですが、ページで言いますと3ページから17ページでございますが、各給料表において初任給を中心に若年層に限定して給料表を改定するもので、中高年層については据え置きとするというものでございます。 18ページの第2条でございますが、来年度からの勤勉手当についての支給月数の改定で、年間アップ月数の0.05カ月分をそれぞれ6月分、12月分の勤勉手当に振り分け0.75月とするというものでございます。 附則でございますが、第1条第1項及び第2項については、施行日等を定めるもの。 第2条及び第3条につきましては、改正後の条例の適用についての経過規定でございます。 19ページ第4条の「新宮市職員の懲戒の手続き及び効果に関する条例」の一部改正につきましては、既に廃止されました給与条例上削除されている調整手当について、当該条例上字句が残っておりましたために削除するというものでございます。 第5条の「新宮市企業職員の給与の種類及び基準を定める条例」の一部改正についてでございますが、19条で規定されている失業者の退職手当について、雇用保険法の改正に基づき字句の整理を行うものでございます。 第6条の「新宮市職員退職手当支給条例の一部を改正する条例」の一部改正につきましては、雇用保険法が再度改正されまして、日本年金機構法により、現に船員保険法の適用を受けているものについて同法の適用について、平成22年4月1日からとされていたものが日本年金機構法の施行の日に改められたことによるものでございます。 以上、簡単でございますが説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(上田勝之君) 本案について質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田勝之君) 質疑を終わります。 本案は総務委員会へ付託いたします。
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△日程11 議案第68号 平成19年度新宮市
一般会計補正予算(第3号)
○議長(上田勝之君) 日程11、議案第68号、平成19年度新宮市
一般会計補正予算(第3号)を議題といたします。 当局の説明を求めます。 上路財政課長。
◎財政課長(上路拓司君) (登壇) ただいま議題となりました議案第68号、平成19年度新宮市
一般会計補正予算(第3号)について御説明申し上げます。 まず、1ページ第1条第1項では、歳入歳出予算の総額に、1億3,420万3,000円を追加し、補正後の総額を143億5,683万1,000円にするというものであります。 第2条は、債務負担行為の追加は、第2表債務負担行為補正によるというものであります。 歳出の内訳に入らせていただきます。本補正予算では、本年度の人事院勧告による給与改定分の補正と本年4月以降の人事異動等により歳出全款に係る人件費の増減を調整しておりますので、まず人件費総額について御説明申し上げます。 最後の74ページをお願いいたします。 給与費明細書の1の特別職でありますが、長等に係る共済費の補正8万3,000円であります。 2の一般職でありますが、当初予算編成後の職員の人事異動及び人事院勧告実施に伴う補正で、職員数につきましては当初予算より3名減の331名であります。 内訳は、給料が1,451万8,000円の減額、職員手当が762万1,000円の増額、共済費が195万6,000円の減額で合計885万3,000円の減額であります。 なお、手当の内訳につきましては下段に記載しておりますとおりでございます。 また、75ページには増減額の明細を記載しておりますので、御参照願います。 それでは、各費目の人件費を除く経費の内訳について御説明申し上げます。 12ページをお願いいたします。 第1款議会費につきましては、人件費のみの補正であります。次の14ページをお願いいたします。 2款1項1目、一般管理費、説明欄3の総務管理費一般経費では、臨時職員雇用に伴う賃金と社会保険料の計上であります。14目、行政費及び15目支所費は人件費のみの補正であります。19目、諸費は平成18年度の児童手当国庫負担金の精算返還金であります。 次の16ページ2款2項1目税務総務費は人件費の補正、2目の賦課徴収費につきましては、平成21年度の評価替えに備え、市内の標準宅地283カ所を鑑定評価するための委託料であります。 次の18ページから25ページまでは人件費のみでございますので、26ページをお願いいたします。 3款1項2目障害者福祉費、説明欄1の障害児を育てる地域の支援体制整備事業につきましては、「第2通園くじら及びすみれ」の2カ所の児童デイサービス事業所への設備整備補助金で、全額県からの補助で実施するものであります。2の介護給付事業、3の移動支援事業、4の地域活動支援センター事業、5の生活サポート事業につきましては、いずれも利用者増加に伴う扶助費の増額であります。6の障害者交通費補助事業は、障害者自立支援法による制度改正に伴う激変緩和措置の一環として、通所施設における送迎サービスの利用者負担の軽減を図ることを目的に、平成19年度と20年度に限り実施される事業で、利用実績に応じて通所施設に補助をするものであります。7のデイサービス緊急移行支援事業につきましては、利用者増加に伴う扶助費の増額であります。8の障害者就労支援施設利用者負担金補助事業につきましては、就労支援施設を利用している在宅障害者の、施設の利用者負担金の半額を補助するものであります。 次の28ページの9目の老人保健医療費特別会計繰出金及び10目の介護保険特別会計繰出金は、いずれも人事異動・人勧実施に伴う人件費分の繰出であります。 30ページをお願いいたします。 3款2項1目児童福祉総務費の乳幼児医療費につきましては受診件数の増加に伴う審査手数料の増額、3目母子福祉費のひとり親家庭医療費につきましては、1件あたりの受診単価の増加と受診件数の増加により、手数料と扶助費を増額するものであります。4目保育所費から33ページにかけましては人件費のみでございます。 34ページをお願いいたします。 4款1項2目予防費、説明欄1の予防接種事業、2の予防接種法に係る予防接種事業につきましては、いずれも日本脳炎予防接種の実績見込みの減に伴う、減額補正であります。4目環境衛生費は人件費のみです。9目の簡易水道事業特別会計繰出金は、人勧実施に伴う人件費分の繰出であります。 次の36ページから39ページまでも人件費のみです。40ページをお願いいたします。 6款2項2目林業振興費、有害鳥獣捕獲事業につきましては、サルの捕獲手数料として、150頭分を補正するものであります。 次に、8目治山事業費、九重地区県土防災対策治山事業につきましては、先の台風4号により崩壊した山腹を県費補助事業により復旧するものです。 次の42ページから47ページまでも人件費のみでございます。48ページをお願いいたします。 8款2項2目道路維持費、道路維持補修事業につきましては、市内各所の市道の側溝清掃及び通常の維持補修に要する経費の補正であります。3目道路新設改良費、説明欄1から3の事業は、いずれも県営事業の地元負担金で、急傾斜地の崩壊対策事業、合わせて9件であります。 4の事業、春日町下田町線5号支線隅切り工事につきましては、関西電力新宮変電所横の交差点改良に要する用地購入及び建設工事費の経費であります。 52ページをお願いします。 5項2目街路事業費、説明欄1の県営事業地元負担金につきましては、池田から駅前に通じる県道「伊佐田町王子ヶ浜線」の拡幅工事2億7,000万円の6分の1の負担金であります。 次の54ページは人件費のみです。56ページをお願いします。 9款1項2目非常備消防費、一般経費の報償金は、消防団員4名の方の退職報償金であります。 次の58ページをお願いします。 10款1項2目事務局費、説明欄1の事務局費一般経費につきましては、主任栄養士の介護休暇取得に伴う臨時職員賃金の補正であります。説明欄2の教育活動支援プログラム事業は、少人数学習や習熟度別学習の推進と発達障害児童・生徒のサポート体制の充実のため、臨時職員及び非常勤講師の増員に要する経費であります。3の千穂・丹鶴小学校統合校建設協議会は、千穂小学校と丹鶴小学校を統合した、新たな小学校の建設を促進するため、県の公立小中学校適正規模化支援補助を活用して、協議会を設置し、その活動を通して保護者や地域住民と十分な協議を行うものです。4の千穂・丹鶴小学校統合事業基本計画策定業務は、平成19年度から20年度にかけて、事業費1,100万円で、現況調査・教育的課題等の整理の後、基本設計を含む基本計画を策定しようとするものです。19年度では、現況調査・教育的課題等の整理分として500万円を計上し、残り600万円は債務負担行為として予算計上させていただくものであります。 62ページをお願いします。 3項1目中学校費学校管理費では、城南中学校において、今後、改築事業を実施するため、建物の構造耐力、経年による耐力低下、立地条件による影響の3つの項目を総合的に調査する耐力度調査を実施いたします。 64ページの4項1目幼稚園費、説明欄1の幼稚園費一般経費につきましては、加配・産休代替え等のため臨時職員を雇用する経費であります。 66ページの5項8目図書館費、説明欄1の図書館費一般経費につきましても、職員の育児休暇取得に伴う臨時職員の雇用経費であります。 次の68ページは人件費のみです。70ページをお願いいたします。 11款1項1目公債費元金につきましては、平成19年度から平成21度までの臨時特例措置として、財政融資資金・簡保資金の貸し付けのうち高金利のものについて、補償金が免除され繰上償還が行えることとなったため、金利7%以上の2件の借り入れにつき、繰上償還を行うものです。 72ページをお願いします。 13款3項1目道路橋梁災害復旧費につきましては、西敷屋地区及び三輪崎地区で、県が実施する災害緊急砂防事業の負担金で、負担割合は10分の1であります。 以上が歳出です。 次に歳入ですが、10ページをお願いいたします。 2歳入、13款国庫支出金1項の国庫負担金並びに2項国庫補助金は、補助率等その内訳については、いずれも説明欄記載のとおりであります。 次の14款県支出金1項県負担金並びに2項県補助金は、国庫支出金同様、補助率等その内訳につきましては、説明欄記載のとおりであります。 15款2項1目、不動産売り払い収入につきましては、先の議案第66号で御報告申し上げた、裁判の和解に伴う土地の売払い収入であります。 18款繰越金は、本補正予算の一般財源に充当するため、前年度繰越金の一部を予算計上するものです。 次の19款4項4目の雑入は、消防団員退職報奨金の受け入れであります。 次に5ページをお願いいたします。 第2表債務負担行為補正でありますが、歳出の項目で御説明いたしました千穂・丹鶴小学校統合事業基本計画策定業務について、委託期間が20年度にまたがるため、事業費1,100万円のうち、本年度予算計上分500万円を除いた残り、600万円を債務負担行為として計上するものであります。 以上、簡単ではありますが説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(上田勝之君) 本案について質疑に入ります。 質疑ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田勝之君) 質疑を終わります。 本案については、お手元に配布しています付託表のとおり、各常任委員会へ分割付託いたします。
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△日程12 議案第69号 平成19年度新宮市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)
○議長(上田勝之君) 日程12、議案第69号、平成19年度新宮市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。 当局の説明を求めます。 萩原市民窓口課長。
◎
市民窓口課長(萩原智君) (登壇) ただいま議題となりました議案第69号、平成19年度新宮市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。 国保1ページをお願いいたします。 第1条では、事業勘定の歳入歳出予算の総額から、それぞれ190万8,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を、それぞれ43億8,099万8,000円とし、直営診療施設勘定では、歳入歳出予算の総額に、それぞれ21万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を、それぞれ1億4,183万1,000円とするものでございます。 第2項では、事業勘定及び直営診療施設勘定の歳入歳出予算の補正の款項の区分及び金額は、第1表歳入歳出予算補正によるというものでございます。 それでは、事業勘定の事項別明細書、歳出から申し上げます。 国保10ページをお願いいたします。 3歳出、1款1項1目一般管理費及び12ページの2項1目賦課徴収費では、国保システムの保守点検委託料の補正と、人事院勧告に伴う人件費の補正でございます。 国保14ページをお願いいたします。 6款1項1目保健事業費778万1,000円の減額は、特定健診事業計画策定に係るシステム保守委託料の減額補正でございます。 次に、歳入について申し上げます。 国保8ページにお戻り願います。 2歳入では、7款2項1目の基金繰入金190万8,000円を減額するものでございます。 次に、直営診療施設勘定について申し上げます。 24ページをお願いいたします。 3歳出、1款1項1目一般管理費21万5,000円の補正は、人勧等に伴う人件費の補正でございます。 次に、歳入ですが、22ページにお戻り願います。 2歳入では、4款2項1目財政調整基金繰入金21万5,000円を補正するものでございます。 以上、まことに簡単ですが説明といたします。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。
○議長(上田勝之君) 本案について質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田勝之君) 質疑を終わります。 本案は
教育民生委員会へ付託いたします。
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△日程13 議案第70号 平成19年度新宮市
老人保健医療特別会計補正予算(第3号)
○議長(上田勝之君) 日程13、議案第70号、平成19年度新宮市
老人保健医療特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。 当局の説明を求めます。 萩原市民窓口課長。
◎
市民窓口課長(萩原智君) (登壇) ただいま議題となりました議案第70号、平成19年度新宮市
老人保健医療特別会計補正予算(第3号)について御説明申し上げます。 老健1ページをお願いいたします。 第1条は、歳入歳出予算の総額にそれぞれ23万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ37億8,846万6,000円とするものでございます。 第2項は、歳入歳出予算の補正の款項の区分ごとの金額は、第1表歳入歳出予算補正によるというものでございます。 それでは、事項別明細書の歳出より申し上げます。 老健10ページをお願いいたします。 3歳出、1款1項1目一般管理費23万8,000円の補正は、人事院勧告等に伴う人件費の補正でございます。 次に、歳入について申し上げます。 老健8ページへお戻り願います。 2歳入では、4款1項1目の一般会計繰入金23万8,000円を補正するものでございます。 以上、まことに簡単ですが説明といたします。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。
○議長(上田勝之君) 本案について質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田勝之君) 質疑を終わります。 本案は
教育民生委員会へ付託いたします。
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△日程14 議案第71号 平成19年度新宮市
介護保険特別会計補正予算(第2号)
○議長(上田勝之君) 日程14、議案第71号、平成19年度新宮市
介護保険特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。 当局の説明を求めます。 浜前
健康長寿課長。
◎
健康長寿課長(浜前泰弘君) (登壇) ただいま議題となりました議案第71号、平成19年度新宮市
介護保険特別会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。 介護1ページをお願いいたします。 平成19年度新宮市
介護保険特別会計補正予算(第2号)は、第1条第1項で歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ700万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ28億9,434万9,000円とし、第2項で歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によるというものでございます。 それでは、事項別明細書により歳出から御説明申し上げます。 介護10ページをお願いいたします。 1款総務費1項1目一般管理費の職員人件費、次の介護12ページをお願いいたします。 1款総務費2項1目賦課徴収費の職員人件費、続きまして介護16ページ、5款地域支援事業費1項3目介護予防事業総務費の職員人件費につきましては、それぞれ平成19年度の職員給与等の人事院勧告の実施および人事交流等による職員人件費の補正でございます。 恐れ入ります。介護14ページにお戻り願います。 4款基金積立金1項1目介護給付費準備基金積立金につきましては、先ほど介護16ページで御説明いたしました、介護予防事業費の職員人件費の補正を行うにあたり介護保険料分の財源として介護給付費準備基金の減額を行うというものでございます。 次に歳入について御説明申し上げます。 恐れ入りますが介護8ページと9ページをお願いいたします。 3款国庫支出金、及び4款支払基金交付金、5款県支出金につきましては、介護16ページの介護予防事業総務費の人件費の補正を行うにあたり財源としてそれぞれ歳入するものでございます。また、7款繰入金につきましては、今回の人件費の補正に対し、一般会計から繰り入れを行うというものでございます。 なお、介護18ページに給与費明細表を付しておりますので御参照のほどお願いいたします。 以上、まことに簡単ではございますが説明とさせていただきます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
○議長(上田勝之君) 本案について質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田勝之君) 質疑を終わります。 本案は
教育民生委員会へ付託いたします。
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△日程15 議案第72号 平成19年度新宮市
産業廃棄物処理事業特別会計補正予算(第1号)
○議長(上田勝之君) 日程15、議案第72号、平成19年度新宮市
産業廃棄物処理事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。 当局の説明を求めます。 嶋田生活環境課長。
◎生活環境課長(嶋田喜久一郎君) (登壇) ただいま議題となりました議案第72号、平成19年度新宮市
産業廃棄物処理事業特別会計補正予算(第1号)につきまして御説明申し上げます。 産廃の1ページをお願いいたします。 内容につきましては、第1条では、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ127万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ4,769万円とするものでございます。 第2項では、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によるとするものでございます。 それでは、事項別明細書により歳出から御説明申し上げます。 産廃の10ページをお願いいたします。 1款1項1目産業廃棄物処理事業費、127万3,000円の増額でございますが、これは、平成16年、平成17年会計年度分の消費税及び地方消費税の修正申告、並びに平成18年会計年度分の消費税及び地方消費税の申告納付による支払いに伴うものでございます。 次に、歳入について御説明いたします。 産廃の8ページをお願いいたします。 1款1項1目産業廃棄物処分手数料127万3,000円の増額は、金属等の収入増に伴う補正でございます。 以上簡単でございますが説明とさせていただきます。よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(上田勝之君) 本案について質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田勝之君) 質疑を終わります。 本案は
教育民生委員会へ付託いたします。
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△日程16 議案第73号 平成19年度新宮市
蜂伏団地共同汚水処理施設事業特別会計補正予算(第2号)
○議長(上田勝之君) 日程16、議案第73号、平成19年度新宮市
蜂伏団地共同汚水処理施設事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。 当局の説明を求めます。 嶋田生活環境課長。
◎生活環境課長(嶋田喜久一郎君) (登壇) ただいま議題となりました議案第73号、平成19年度新宮市
蜂伏団地共同汚水処理施設事業特別会計補正予算(第2号)につきまして御説明申し上げます。 蜂伏の1ページをお願いいたします。 内容につきましては、第1条では、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ3,129万1,000円とするものでございます。 第2項では、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によるとするものでございます。 それでは、事項別明細書により歳出から御説明申し上げます。 蜂伏の10ページをお願いいたします。 1款1項1目施設管理費でございますが、給与改定に伴い、職員人件費を増額するというものでございます。次の蜂伏の12ページに給与費明細書を載せておりますので、御参照方お願いいたします。 次に、歳入について御説明いたします。 蜂伏の8ページをお願いいたします。 2款1項1目施設使用料を増額するというものでございます。 以上簡単でございますが説明とさせていただきます。よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(上田勝之君) 本案について質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田勝之君) 質疑を終わります。 本案は
教育民生委員会へ付託いたします。
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△日程17 議案第74号 平成19年度新宮市
簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)
○議長(上田勝之君) 日程17、議案第74号、平成19年度新宮市
簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。 当局の説明を求めます。 谷水道事業所工務課長。
◎水道事業所工務課長(谷昌則君) (登壇) ただいま議題となりました議案第74号、平成19年度新宮市
簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。 簡水の1ページをお願いいたします。 第1条は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ12万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億3,408万円とするものでございます。 第2項は、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によるものでございます。 それでは、事項別明細書によって歳出より御説明申し上げます。 簡水の10ページをお願いいたします。 1款1項1目の施設管理費での12万3,000円の補正額につきましては、給与改定によります人件費の見直しを補正するものであります。 次に歳入について御説明させていただきます。 簡水の8ページをお願いいたします。 4款1項1目の一般会計繰入金12万3,000円の補正額につきましては、人件費の補正を一般会計から繰り入れるものであります。 簡水の12ページに、給与明細書を記載しておりますので御参照ください。 以上、簡単でございますが説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(上田勝之君) 本案について質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田勝之君) 質疑を終わります。 本案は
建設消防委員会へ付託いたします。
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△日程18 議案第75号 平成19年度新宮市
水道事業会計補正予算(第1号)
○議長(上田勝之君) 日程18、議案第75号、平成19年度新宮市
水道事業会計補正予算(第1号)を議題といたします。 当局の説明を求めます。 愛須水道事業所業務課長。
◎水道事業所業務課長(愛須雅文君) (登壇) ただいま議題となりました議案第75号、平成19年度新宮市
水道事業会計補正予算(第1号)につきまして御説明申し上げます。 今回の補正の主なものは、人事異動、及び給与改定等に伴う人件費の見直し、並びに高金利の企業債負担を軽減するため、借り換えを行うための補正予算であります。 それでは水道の1ページをお願いいたします。 第1条は、総則規定であります。 第2条は、当初予算第3条に定めております収益的支出の予定額を補正するものであります。 内容につきましては、第1款第1項営業費用を45万4,000円減額し、第1款水道事業費用の合計額を5億7,920万2,000円に改めるものであります。 第3条は、当初予算第4条に定めました資本的収入及び支出の予定額を補正するものであります。 内容につきましては、第1款第1項企業債を借換債として1億3,900万円増額し、資本的収入の合計額を3億5,217万5,000円に改めるものであります。 支出につきましては、第1款第1項建設改良費を16万4,000円、第2項企業債償還金を繰上償還の返済金として1億3,900万円増額し、第1款資本的支出の合計額を6億238万4,000円に改めるものであります。 これによりまして、当初予算第4条の括弧書に記載しております資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額を2億5,020万9,000円とし、不足額の補てん財源として定めております建設改良積立金を5,740万7,000円に改めるものであります。 第4条は、議決流用経費を定めました当初予算第8条中、職員給与費を29万円減額し、8,182万9,000円に改めるものであります。 恐れ入ります、2ページをお願いいたします。 第5条は企業債について定めました当初予算第5条の表に、借換債を加えるもので、借換債の限度額を1億3,900万円とするほか、借り入れ条件を定めるものであります。 恐れ入ります4ページをお願いいたします。 実施計画につきまして申し上げます。 まず、給与改定等によります人件費の補正につきましては、収益的支出予算の1款1項1目原水及び浄水費を24万8,000円、2目配水及び給水費を33万6,000円増額し、3目総係費につきましては103万8,000円を減額するものであります。さらに、下の表の資本的支出予算の1款1項1目改良費を16万4,000円増額するものであります。 次に、資本的収入の2目借換債1億3,900万円及び資本的支出の2項1目企業債償還金1億3,900万円のそれぞれの増額につきましては、過年度に借り入れしております7%以上の企業債9件を、低利に借りかえるものであります。 なお、5ページ以降に資金計画、給与費明細書、予定貸借対照表、実施計画明細書を記載しておりますので、お目通しいただきますようお願い申し上げます。 以上、まことに簡単ですが説明といたします。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(上田勝之君) 本案について質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田勝之君) 質疑を終わります。 本案は
建設消防委員会へ付託いたします。
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△日程19 議案第76号 平成19年度
新宮市立医療センター病院事業会計補正予算(第2号)
○議長(上田勝之君) 日程19、議案第76号、平成19年度
新宮市立医療センター病院事業会計補正予算(第2号)を議題といたします。 当局の説明を求めます。 西
医療センター庶務課長。
◎
医療センター庶務課長(西寛君) (登壇) ただいま議題となりました議案第76号、平成19年度
新宮市立医療センター病院事業会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。 病院の1ページをお願いいたします。 第2条は、当初予算第3条に定めた収益的収入及び支出の予定額について、収入では、第2項の医業外収益について273万3,000円を補正追加して1億4,647万5,000円にし、第1款の病院事業収益の合計額を57億108万2,000円にするというものでございます。 続いて、支出につきましては、第1項の医業費用について5,687万4,000円を補正追加して57億9,561万3,000円にし、第1款病院事業費用の合計額を60億6,491万5,000円にするというものでございます。 第3条は、当初予算第4条に定めた本文括弧書中、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額1億6,814万2,000円を1億7,414万2,000円に、過年度分損益勘定留保資金1億6,814万2,000円を1億7,414万2,000円に改め、第1款資本的収入第1項の企業債を600万円減額補正し、資本的収入の予算合計額を3億1,403万3,000円にするというものでございます。 第4条は、当初予算第5条に定めた起債の限度額を600万円減額し、9,400万円に改めるというものでございます。 第5条は、当初予算第8条に定めた議会の議決を経なければ流用することのできない経費のうち職員給与費を6,712万6,000円減額して、26億9,755万6,000円に改めるというものでございます。 第6条は、当初予算第9条に定めたたな卸資産の購入限度額を、1億2,400万円増額し、13億9,903万5,000円に改めるというものでございます。 それでは、内容につきまして、実施計画明細書により御説明申し上げます。 病院の8ページ、9ページをお開き願います。 収益的収入及び支出の、収入では、1款病院事業収益で273万3,000円追加して、補正後の予定額を57億108万2,000円にするというものでございます。 内訳といたしましては、2項1目受取利息配当金の100万1,000円の追加ですが、定期預金の受取利息であります。3目その他医業外収益の173万2,000円の追加でありますが、県の地域医療連携モデル事業の委託金でございます。 次に、支出では、1款病院事業費用で5,687万4,000円追加して、補正後の予定額を60億6,491万5,000円にするというものでございます。 内訳といたしましては、1項1目の給与費は、人事院勧告及び退職者等の新陳代謝によるもので6,712万6,000円を減額補正して、補正後の予定額を26億9,755万6,000円にするというものでございます。 2目材料費は、これまでの執行状況に基づいて、1億2,400万円を増額補正して、補正後の予定額を13億9,903万5,000円にするというものでございます。 これによりまして、1項医業費用の補正後の予定額を57億9,561万3,000円にするというものでございます。 病院10ページ、11ページをお開き願います。 資本的収入について御説明申し上げます。 1款1項企業債については、1目企業債において600万円を減額補正して、補正後の予定額を9,400万円とするものでございます。 なお、病院2ページから7ページに、実施計画、資金計画、給与費明細書、予定貸借対照表を付してございますのでお目通しいただきますようお願い申し上げます。 以上で説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(上田勝之君) 本案について質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田勝之君) 質疑を終わります。 本案は
教育民生委員会へ付託いたします。
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△日程20 議案第77号
教育委員会委員の任命について
○議長(上田勝之君) 日程20、議案第77号、
教育委員会委員の任命についてを議題といたします。 当局の説明を求めます。 丸山総務課長。
◎総務課長(丸山修市君) (登壇) ただいま議題となりました議案第77号、
教育委員会委員の任命について、御説明申し上げます。 本議案は、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定により、御就任いただいております5名の委員のうち、大江清一委員が本年12月22日をもって任期満了となりますことから、引き続き大江氏を再任いたしたく、議会の御同意をお願いいたしたいというものでございます。 なお、任期は4年でございます。 また、大江氏の略歴につきましては、別記参考をもちまして、説明にかえさせていただきます。 以上、簡単ではございますが説明を終わらせていただきます。 よろしく御同意賜りますようお願い申し上げます。
○議長(上田勝之君) 本案について質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田勝之君) 質疑を終わります。 お諮りいたします。 本案は、委員会付託を省略することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田勝之君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は委員会付託を省略することに決定いたしました。 お諮りいたします。 本案について御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田勝之君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第77号は、これを同意することに決定いたしました。
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△日程21 議案第78号
公平委員会委員の選任について
○議長(上田勝之君) 日程21、議案第78号、
公平委員会委員の選任についてを議題といたします。 当局の説明を求めます。 丸山総務課長。
◎総務課長(丸山修市君) (登壇) ただいま議題となりました議案第78号、
公平委員会委員の選任について御説明申し上げます。 本議案は、地方公務員法第9条の2第2項の規定により、御就任いただいております3名の委員のうち樫山幸男委員の任期が本年12月31日をもって満了することになりますので、後任といたしまして、鎌塚澄夫氏を新しく選任いたしたく議会の同意をお願いしたいというものでございます。 なお、任期は4年でございます。 また、鎌塚氏の略歴につきましては、別記参考をもちまして説明にかえさせていただきます。 以上簡単でございますが説明を終わらせていただきます。 よろしく御同意賜りますようお願い申し上げます。
○議長(上田勝之君) 本案について質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田勝之君) 質疑を終わります。 お諮りいたします。 本案は、委員会付託を省略することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田勝之君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は委員会付託を省略することに決定いたしました。 お諮りいたします。 本案について御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田勝之君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第78号は、これを同意することに決定いたしました。
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△日程22 請願書1件
○議長(上田勝之君) 日程22、請願書1件を議題といたします。 請願第1号、林道平瀬線(仮称)に関する請願書については、お手元に配布の請願文書表のとおり、
建設消防委員会へ付託いたします。
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△休会について
○議長(上田勝之君) 以上で本日の議事日程は終了いたしました。 この際お諮りいたします。 議会運営の都合により、明日12月5日から12月10日までの6日間休会といたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田勝之君) 御異議なしと認めます。 よって、議会運営の都合により、明日12月5日から12月10日までの6日間休会とすることに決定いたしました。
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△散会の宣告
○議長(上田勝之君) 以上により、次回の本会議は12月11日午前10時より会議を開き、一般質問を行います。 なお、この際、議員各位にお知らせいたします。 午後1時より教育委員会より、市民運動競技場整備事業について議員各位への説明がございますので、当議場へ御参集願いますようよろしくお願い申し上げます。その後、国道改良・産業振興対策特別委員会委員長より委員会開催の報告がございましたので、説明会終了の後、第2委員会室において、国道改良・産業振興対策特別委員会を開催いたします。委員各位にはこの報告をもって通知にかえさせていただきます。 本日は議事日程のとおりその議事を終了いたしましたので、これをもって散会といたします。 お疲れさまでした。
△散会 午後0時04分...